レッスンについて

上記のようにメニューをリストにしてみると、その内容はかなり動的なもので、地道に理に適っているものだということが理解してもらえると思います。
速く走りたいなら走りこめ!というのと同じで、ステップ練習や腿上げ等の”型”(1-1、1-4)、短距離ダッシュ(1-2)、自己ベストを目指す走りこみ(1-3)の繰り返し。講師は時計をもって監視する係。というか、レッスン中に体育の時間を思い出しました。これが読書速度向上のシステム、そこに魔法は存在しませんでした。わかりやすいものでしょ?これを何十時間もやれば速くなりますって。
今でも読み方そのものは変わっていなくて、よく言われる「ナナメに読む」「写真のようにエリアで文字を焼き付ける」というような特殊な動作はしていません。文字を追っていく動きに無駄が減っただけです。カリキュラム終了時には、読書は運動行為だということに気付く自分がいました。
しかし、速度が何十倍にも上がる、一分間に何万字も読めるという数字については多少のトリックが入っているので、次回はここに言及したいと思います。続く。