五日目後半
スーパー宗谷号で稚内へ。
途中の景色をみて、電車で良かったと痛感する。地元人の助言は素直に聞くべき。
これ全部が木一本分の深さ。
稚内に着いたら宗谷岬までの直通バスが出ていることを知る。でも、終電まで考えると宗谷岬には三十分しか入れない計算になる。広すぎだ・・・
最北端という証以外に何もないような気もするけど、この際そのまま勢いで行って見た。宗谷岬目当ての観光客はお互い一目見て分かる。
宗谷岬の最北端記念碑と隠密・間宮さん
バスを降りると雪がちらほら降っていた。
旧海軍望楼。煉瓦の建造物に階段を付けただけの代物。時代を感じる。上って見るとかなり見晴らしがいい。サハリンが見える!寒い!風強い!
写真だとちょっとわかりづらい。水平線上の凸凹がサハリン。
おみやげ屋がやってる流氷館。流氷を保存して剥製をのっけてあるだけ。殺伐。
終電までに帰るには三十分しかないってのは全観光客共通なので妙な連帯意識が出てきて、おしゃべりしたりとか。「あっちに**分ほど行くと**がありましたよ!」とか。帯広の親戚に会いに行くついでに北海道を巡ってるなんて人がいた。この後一日かけて網走まで行くらしい。
その彼と稚内の食堂で食べたカニ丼。カニ玉風でカニが多い。甘い。ついてきたシジミ汁がやけにいい香りがする。
で、札幌までのスーパー宗谷号はシカと衝突して遅延する。シカ身事故?
これはバスからのノシャップ岬。