「彩紋家事件 前編 極上マジックサーカス」 清涼院流水 講談社ノベルズ

彩紋家事件
長い。
JDCシリーズ・エピソード0・犯罪革命として「カーニバル」とか「ジョーカー」とかで散々予告してた彩紋家事件遂に刊行・・・です。犯罪革命です。十九ヶ月にわたって十九人の彩紋家が死んでいく、とのことです。で、目次をみるとびっくり!下巻の予告と共に「続・彩紋家事件」の予告が!うわ!
「大犯罪の予兆はそれと感じさせない」だそうで大した進展はありませんでした。いや、布石かもしれないけどそう感じました。中盤のマジックサーカス全編描写にあたりから鴉城蒼司と螽斯太郎が旅館でマジック談義してるまではグダグダでどうしようかと思いました。ええと、テーブルマジックがこれのヤマと見てよいのですか?犯罪革命の後編への布石?なんつっても「カーニバルイブ」のまるまる予告編という前科があるので心の準備はしてたけど。準備!”続”含めてあと三つか四つ読まないと完結しない(exm.カーニバル)、とかだったらもう止めようと思いました。後半に超ビックリがあるのを期待!やっぱり気になるね!
以下要点メモ 
・冒頭で犯人が曾我天水と明かされてたりするのが今までに無いね!
・彩紋家だからも。福井県とか関係なかった。加藤じゃなかった。
・螽斯も相変わらず記憶喪失。信頼とかくどい。
・螽斯の記憶喪失が散々語られる。でも筋に全く関係なかったりしそう。
・というかむしろ。
・螽斯中国ぶらり旅
・どうでもよさそう。語り手だけど。
・螽斯"死亡"もやりかねない。
・犯人は誰でもない
・追記。予告してあるのは「彩紋家殺人事件」と「続彩紋家殺人事件」。え?
また書き加えるかもしれないし、しないかも知れません。
→清涼院スレ(449・526からオチ予想・・・)http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1070124157
→彩紋家家系図ありhttp://www.geocities.jp/daybreak490/(群青都市)