甲賀忍法帖  山田風太郎  角川文庫


〜三代目の後継者選びに苦悩する家康は、とある手段を採用する。
それは、竹千代側には伊賀の精鋭忍者十人を立て、また国千代側には甲賀の精鋭忍者十人を立てて決闘を(以下略

奇怪な忍者達の凄絶で哀れな死闘劇、ゴミのように散っていく精鋭たち。
物語のスタート時から事件が勃発、彼らの秘術は明かされないまま混迷の前田光世方式(→出会ったその場で殺し合い)になるのです。

昭和34だっけ?にしても全然違和感なくて、むしろ直ぐ馴染む。おそらく山田風太郎エピゴーネンエピゴーネンのエピ・・が浸透しまくってて、かえって本家に尖ったものを感じるってのはもうなんか時が経つのに気付かないぐらい面白いのはよいね!
バジリスク」ってこれの漫画化。



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